2025.02.28

高松市で空き家を解体する前に知っておくべき法律と規制

高松市で空き家を解体する前に知っておくべき法律と規制

空き家の解体は、所有者にとって重要な意思決定となります。特に高松市における空き家解体では、いくつかの法律や規制を把握しておく必要があります。この記事では、解体工事を始める前に確認すべき重要なポイントについて詳しく解説していきます。

まず、空き家等対策の推進に関する特別措置法(空き家特措法)について理解しておくことが重要です。この法律では、管理不全な空き家は「特定空き家等」として認定され、行政指導の対象となる可能性があります。高松市では、空き家の状態が周辺の生活環境に深刻な影響を及ぼしていると判断された場合、行政から改善勧告や命令が出される場合があります。

解体工事を始める前には、建設リサイクル法に基づく届出が必要です。床面積80平方メートル以上の建物を解体する場合、工事着手の7日前までに高松市役所への届出が義務付けられています。また、アスベスト含有建材の使用が疑われる場合は、大気汚染防止法に基づく調査と届出も必要となります。

高松市では、特定の地域で景観条例による規制があることにも注意が必要です。特に歴史的な街並みが残る地区では、解体工事に関する追加的な手続きが求められる場合があります。

解体費用の補助制度も活用できる可能性があります。高松市では、一定の条件を満たす空き家の解体に対して、補助金制度を設けています。ただし、予算に限りがあり、申請時期や条件についても細かい規定があるため、事前の確認が欠かせません。

近隣住民への配慮も重要な法的責任となります。工事による騒音や振動、粉じんについては法令で定められた基準を遵守する必要があります。また、工事着手前には近隣住民への説明と同意を得ることが望ましいとされています。

解体後の土地活用についても、都市計画法や建築基準法による制限を確認する必要があります。用途地域による建築制限や接道要件など、将来の土地利用に影響を与える要因を事前に把握しておくことが重要です。

廃棄物の処理についても厳格な規制があります。建設廃棄物は適切に分別し、許可を受けた処理業者に委託する必要があります。不適切な処理は法令違反となり、重い罰則が科される可能性があります。

解体工事の実施にあたっては、建設業許可を持つ信頼できる業者を選定することが重要です。見積もりの比較検討だけでなく、実績や施工体制、安全管理体制なども確認しましょう。

最後に、解体後の固定資産税についても理解しておく必要があります。建物を解体すると、翌年度から土地の固定資産税が上昇する可能性があります。これは、住宅用地に適用される特例措置が外れるためです。

このように、空き家の解体には多くの法的要件と手続きが必要となります。事前に専門家に相談し、必要な手続きを漏れなく実施することで、安全かつ適切な解体工事を進めることができます。

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